前回までに書いた
【相続・解約】7本分の記事をまとめます。

故人のスマホを解約する
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【相続・解約】①スマホの解約
今回からはタイトルの通り、相続・解約に関わる手続きを①〜⑦に分けて紹介しています。当時の体験談をもとにしているのでやり方が変わっているかもしれません。なので、参考程度にしていただけると幸いです ...
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スマホを解約するための
注意点やアドバイスを書きました。
まとめポイント
- ポイントが残っていれば引き継ぐ
- 時間をかけたい場合は最安プランに変更
- 解約後、すぐに手放す必要はない
また、スマホの暗証番号を
どこかに記しておくことも大事です。
実は父のスマホも、
ロックを解除するのに四苦八苦しました。
生前好きだった歌手の誕生日を入力したら、運よく開きましたが…(苦笑)

心が折れかけました。
iPhoneは10回間違えると初期化されます。
(FBIですら解けないと言われている)
利用者はなおさら書いておくべきですね。
ネットバンクを解約する
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【相続・解約】②クレカ/ネットバンクの解約
前回ではスマホの解約をしました。 しかし父は長期のauユーザーで、携帯以外のサービスも契約していました。それが… ①au Payカード(クレジットカード)②じぶん銀行(ネッ ...
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支店のないネットバンクと、
クレジットカードの解約手続きについて書きました。
ネットバンク(口座)を閉じる行為は相続になります。
法廷相続人以外は手続きできません。
まとめポイント
- 基本は郵送で手続きをおこなう
- 相続情報一覧図を使えるケースもある
- 解約が済めばカード切って処分する

ネットバンクから発行されているキャッシュカードも必要です。
見つからない時は連絡しましょう。
公的医療保険からの脱退
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【相続・解約】③国保からの脱退
今回の主役・公的医療保険には誰もが加入する仕組みとなっています。 これを『国民皆保険制度』と言いまして、収入や年齢によって異なるものの原則3割負担で医療を受けられます。 もちろん、死後は医療が必要 ...
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公的医療保険は以下のとおり。
・健康保険
・国民健康保険
・後期高齢者医療制度(75歳以上)
被保険者が亡くなったあとは、すみやかに脱退の手続きをおこないます。
また、扶養制度を利用している場合は
被保険者と同時に脱退することになります。
(健康保険のみ)
まとめポイント
- どの医療保険に加入しているかを確認
- 葬儀をした場合は葬祭費も請求する
ちなみに扶養制度が利用できる場合は、
問題なければ利用しましょう。
保険料を全額免除できるのでオススメです。
銀行口座の相続
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【相続・解約】④銀行口座の相続
多くの人がメインとする相続…銀行口座の相続(解約)の話を書きます。 遺族はこれからも生活をしますし、死亡後の手続きでは何かとお金が必要になるので、早いところ済ませておきたいですよね。 それ ...
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相続の中でもぶっちぎりに欠かせないのが
銀行口座の相続ですよね。
まとめポイント
- 手続き開始=口座の凍結
- 相続開始前に引き出すのはNG
- 発行済みのカード類も、同時に返却する必要がある
②のネットバンクとは違い
銀行員の方が手助けをしてくれるので、とても安心です。

何度も通う必要があります。
同じ銀行系列でも、できるだけ通いやすい場所を選ぶのをオススメします。
遺族年金の手続き
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【相続・解約】⑤遺族年金の受け取り
今回は遺族年金について書きます。 遺族年金とは、故人の年金を、遺族が代わりに受け取る仕組みのことを言います。 こえつ年金の納付状況や種類によって受け取り内容は異なります。 今回も私の体験を ...
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年金を受給する前に亡くなったのなら
遺族が代わりに受給できるかもしれません。
遺族年金は以下のとおり。
- 遺族基礎年金
- 遺族厚生年金
- 寡婦年金
- 死亡一時金
受け取るにはそれぞれに条件があります。
まとめポイント
- 年金の納付額(合計額)を知っておく
- 寡婦年金の受給対象は“妻”のみ
- 手続きは年金事務所でおこなう(要予約)
今回は寡婦年金を申請しました。
受け取り開始はまだすこし先。
しかし遺族年金は自己申告制度なので、放っておいたら受給の権利が無くなります。

準確定申告
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【相続・解約】⑥準確定申告
今回は準確定申告について書きます。期限は亡くなってから4ヶ月以内です。 姉ちゃん“確定申告”なら聞いたことあるけど…何か違うの? 準確定申告は故人の確定申告のことやで。こえつ 準確定申告をする ...
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故人の確定申告は遺族がおこないます。
確定申告が必要な人である場合
または
特定の控除を受けたい人が対象。
(医療費控除など)
まとめポイント
- 死後4ヶ月以内におこなう
- 控除の申告をすれば還付金を受け取れることもある
控除の申告をせずに
「還付金がありますよ」と言われたら
ほぼ詐欺だと思ってくださいね。

不動産の相続
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【相続・解約】⑦不動産の相続
今回は不動産の相続について書きます。 不動産とはご存知の通り、所有する『家』や『土地』のことです。故人の名義のまま放置をせずに、できるだけ早めに名義変更をしましょう。 こえつちなみに名義変更することを ...
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相続の登記(名義変更)をする上での
3つの相続方法を紹介しました。
- 現物分割(不動産の独占相続)
- 代償分割(お金に余裕がないと出来ない)
- 換価分割(売れないと始まらない)

現金に変えてしまうしかないです。
しかし一筋縄ではいかないなぁ…。
まとめポイント
- 登記自体は難しくない
- 手続きは法務局(登記所)でおこなう
- 手続き前に不動産の価値を知っておく
売れない不動産はのちに、
空き家を誕生させるリスクがあります。
もしも不動産を相続する人は
そのリスクも考慮しておくべきでしょう。
まとめのまとめ
今回は
【相続・解約】①〜⑦をまとめました。
これら全部4ヶ月間の出来事でしたが
結構ハードな時間を過ごしたと思います。

実際にやって知識が身についたおかげで、相続についてもっと学びたいと思いました。
私の体験談が
誰かの役に立てれば本当に嬉しいです。
今回はここまで、ありがとうございました!