今回は10月16日〜10月31日までに読んだ記事から3本を選び、
私なりの感想を交えて書いていきます。
では早速いきましょう。
2020年10月(下半期)の新聞記事から
もくじ
100兆越えは当たり前?社会補償給付費の実態(10月17日の記事)
2018年度の社会保障給付費は121兆5,408億円。
前年度より1兆3,391億円増えた。
内訳は
年金→約55兆円(全体の45.4パーセント)
医療→約39兆円(32.7パーセント)
福祉その他→約26兆円(21.8パーセント)(←10兆円は介護対策として使用)
となっている。
社会保障給付費とは?
『医療』『年金』『福祉その他』の社会保障3分野のうち、
自己負担(1〜3割)を除いた金額のこと。
財源は社会保険料と税金。
(6:4の割合くらい)
消費税などがこの給付費に割り当てられている。
高齢者の医療費などを賄うべく、
現役世代の社会保険料は毎年値上がりをしているのが現実。
日本国内だけで121兆円もかかっているんだなぁ…。
兆、と言われても大きすぎてピンと来ないけど(苦笑)
でも仮に4割を税金で賄っているのなら、
おおよそ48兆円以上の税金を回収しているって事になるのでは?

(本当はもっと多いと思うけど、ざっくりで計算。)
大きい数字を見たあとだと「なんだこんなもんか」
って思えちゃいますが、税金だけで40万円って…考えてみると高いですよね。
1年間にいくら税金が回収されているのだろう。
国税庁のホームページを見てみると、
令和2年度に集まるであろう税金の額が、102兆円を超えていました。
(消費税だけで21兆円超え。)
税金の使い道の内訳を見ると
全体の34.9パーセントをこの給付費に充てる予定となっています。
(この割合、毎年多くなっているような…)
育児休暇を取る方が増えると『福祉その他』の割合も増えるので、近年は増加傾向にありますが、
やっぱり『年金』『医療』が多いところを見ると、高齢化社会の深刻さがひしひしと伝わってきますね…。
20年後の、2040年には
『3人に1人は65歳以上』
という状態になるとまで言われてますし、
日本の少子高齢化は思ったより深刻なんだと改めて感じました。
活用したい!『GoToイベント』オンライン配信にも適用へ(10月27日の記事)
10月末より始まった『GoToイベントキャンペーン』に、
オンライン有料配信も割引適用とすることを決定した。
(※国内配信、リアルタイムのモノに限る)
ここでサラッとキャンペーンの説明↓
①「見せる・聴かせる・参加させる」ものが対象。
(見ざる🙈聞かざる🙉言わざる🙊みたい)
②入場券1枚あたり20%の割引(上限2千円)
(または、会場の物販などで使える20%相当のクーポンを贈呈する)
現在(2020年11月1日時点)どこの映画館にキャンペーンが適用されているのか詳細が無く、かなり曖昧です。
今後の動きは要チェックですね。

とりあえずオンライン配信も対象となるので、GoToキャンペーンはまだ一度も利用した事無いですが、是非とも活用したいです。
介護一歩手前の恐れ…外出自粛に潜む危機とは(10月29日の記事)
今、コロナウィルスに感染することを恐れて
家に閉じこもりがちな高齢者が増えている。
感染拡大後はとくに、毎日外出をしていた方でも「2、3日に1回」「週に1回未満」に激減した。
こうして運動不足の人が増える一方、
要介護一歩手前『フレイル(虚弱)』の状態に陥るの危険性があり、
来年には「コロナフレイル」の問題が起こるのでは無いかと警笛を鳴らしている。
これ、高齢者に限った話では無いと思うんですよね。

けれど、
適度な運動とタンパク質が豊富な食事である程度は補えます。
それに、若い人でも筋肉を使わないと減りますよ!
運動不足→身体が弱る→虚弱状態
運動不足気味の方はこの方程式に陥らないよう、日々気をつけていきましょう。
いきなり激しい運動はキツいので、
階段を使うよう心がけたり、10分くらいの散歩をしてみたり
続けられそうな事から始めてみるといいかもしれません。
それに、運動すると気分がすっきりしたり、前向きになれたりとメリットもありますし、
とくに筋トレは美容効果もあるので、
毎日の生活の中に取り入れてみることをお勧めします。
一緒に健康を目指しましょう!
感想まとめ
前回も社会保障給付費について書いてましたが、今回の記事でより事の深刻さが見えたような気がします。
そういえば10月上旬に、75歳以上の医療費負担額が1割→2割に増加することを決めていましたね。
(年収240万円以上〜383万円未満が対象)
給付費を減らそうとする動きでしょうが…
1割増えるって、倍になるってことですよ?
2022年から導入予定のようですが、かなり苦しいですね。
引き続きこのあたりの情報には敏感でいようと思います。
この記事がきっかけで学びに繋がったなら嬉しいです。
今回はここまで。