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こえつ学習室4/『空き家問題』について(前編)

2021年5月13日

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5/9の神戸新聞(地域面)より一部抜粋

空き地放置に行政指導(全角15文字)

兵庫県加古川市では、
空き地を適正に管理しない所有者に対し、管理するよう促す“行政指導(または勧告)”を出来るよう定めました。

放置された草木は害虫などの問題を発生させるため、
2020年4月〜11月の間に40件もの苦情や相談が寄せられています。(うち5件は未解決

 

市民が安心して生活できるように…との事で定められたこちらの条例。
ここまでしないと所有者は動かない。そんな現実を文面から突きつけられました。

 

今、日本では空き地…もとい『空き家』が問題視されているのはご存知だと思います。

どのくらい問題があるのか。
解決策はないのか。

気になりだすと、調べずにはいられない!

ということで今回は、今後たくさんの人が直面するであろう『空き家問題』について取り上げます。
(久しぶりに『学習室』の記事です!)

 

空き家とは何なのか。
何が問題視されるのか。

そしてその原因や解決方法などを前・中・後の3編成に分けて紹介したいと思います。

 

今回参考にした書籍は、
上田真一さんの『あなたの空き家問題』

気になる方はぜひ一読してみてください。

 

それでは一緒に学んでいきましょう!

 

日本の『空き家』問題

日本の空き家は2013年の段階で、およそ820万戸もあります
7戸に1戸が空き家の状態なのです。

もう一度書きます。
7戸に1戸が空き家の状態なのです。

 

????

 

人が住んでいる建物(住宅)は5366万戸。
空き家の数と合わせたら日本には6000万戸もの住宅があるという風に考えられます。

こえつ
日本の人口が1億2千万人だとしたら、2人につき1戸ある事になるね。

 

そんな空き家はご存知の通り、
2033年に2000万戸を超えると予想されています。つまり3戸に1戸が空き家!!

しかし2033年を待たず、既にその状態が起こっている地域も存在するのです。

こえつ
亡き父の実家はかなり田舎で、あちこち空き家だらけでした。
不便な環境のためか、若い人がほとんど居なかった…あそこ一帯は全て空き家になるんじゃないかと思えてならない。

 

なぜ空き家は増えるのか?

シンプルに考えて、
余っているのに、住宅を作り続けるから

そのため、空き家の増加を抑えるには

  • 中古住宅の活用
  • 解体する(空き家の数を減らす)

などの手段を取るしかない。

もちろん、リフォームを依頼する(長く住める家を保つ)のも空き家の増加を防げると思います。
全額までとはいきませんが、リフォームへの補助金を出す自治体もあるようですね。


こえつ
対象となる工事は自治体によりますが、
バリアフリーや防災、省エネルギー(環境にやさしい)などの工事が該当します。

 

ちなみに、私の考え


大学教授の研究結果によれば、
木造住宅の寿命は約64年なのだそうです。

ん?


もしも実家が一軒家で、
リフォームをすれば長く使えそうであるならば…新築を建てるよりずっとコスパが良いのでは??

普通に考えたら、これが最適解な気もしますね。 



けれど、100年も前から核家族化が進んでいた日本にとっては、実家を受け継ぐ形を選ぶというのは困難なのかも。

こえつ
社会人になれば実家から出る。
その考えが当たり前のように広がっているのも、家を余らせる原因になっているのではないでしょうか?



今後は、若い人たちが実家をどういう風に使っていくのかがポイントになるのではないかなぁと、私なりに感じました。

 

空き家が誕生する3つの経緯

空き家問題は今後深刻さを増すだろうことはお分かりいただけたと思います。

次の話題は『なぜ空き家は誕生するのか?』
その理由は主にこの3つです。

  1. 引っ越し
  2. 相続
  3. 高齢者の移住

最も多いケースは3番です。

具体的に説明すると、
介護が必要となって施設への入居したり、また子供の家へ引っ越すなど。
一人暮らしをされていた方が移住すると、空き家になる確率は極めて高そうです。

こえつ
よく考えれば、1番と2番のきっかけにもなるね。

 

もちろん、高齢者だけでなく若者も対象。
持ち家から引っ越しする時、もともと住んでいた場所を売却、人に貸し出すことをしなければそこは空き家となります。
また、相続人が利用・活用しない場合も同様です。

 

未然に考えておくこと


売却や貸し出しは所有者が決めるものです。

しかし、所有者が手放すことに反対する場合はどうすれば良いのでしょう?

 

所有者が高齢者である場合。
施設への入居が決まっているのなら、今後は誰がその自宅を管理・活用するのかを決めておく。この時に所有者を確認、変更しておくと良いです。


情報が少し古いですが、こちらの記事が参考になると思います。

【相続・解約】⑦不動産の相続

今回は不動産の相続について書きます。 不動産とはご存知の通り、所有する『家』や『土地』のことです。故人の名義のまま放置をせずに、できるだけ早めに名義変更をしましょう。 こえつちなみに名義変更することを ...

続きを見る

 

相続時の体験談です。
最初の方に書いてる内容の通り、売る・活用する場合は名義を変更をする必要があります。
所有者を変更できるのであれば事前に変更しておくほうがいいかもしれない。しかし…。


こえつ
この場合贈与という形になるので、
贈与税』というバカ高い税金がかかってしまいます…。
相続より簡単に進むのはいい点ですけど。

 

贈与か相続か

 

この話を『サザエさん』で例えます。

磯野家の所有者を波平さんとします。

娘のサザエさんに名義変更をする。
(マスオさんはお婿さんなので不適用)


相続税<贈与税なので
波平さんが亡くなった後(相続)にすれば税金は安く済みます。

しかし、波平さんの配偶者(フネさん)の戸籍謄本と一筆が必要になります。

こえつ
現段階では未成年(カツオくん、ワカメちゃん)は遺産分割協議には参加できません。
磯野家の家族構成の場合フネさんとサザエさんの2人でおこないます。

 

ちなみにフネさんが遺産放棄をすれば、波平さんの両親、その次に兄弟(海平さん)を含めて話し合うことになります。

 

分かりますか?この面倒くささ。

 

お金を安く済ませるなら相続を。
時間をとるなら生前贈与を選択する。

 

こえつ
この点にも配慮をして、誰がどう活用するのかを決めておくことが重要となります。

 

 

団塊の世代とマイホーム


団塊の世代を親に持つ世代の人たちは、実家が一軒家である場合が多いかもしれません。

団塊の世代って?な方はこちらをどうぞ↓

よりぬき新聞5/迫る2025年問題…他2本

今年もあと50日程となりましたね。新聞を読み始めて3ヶ月以上になりましたが、毎日いろんなことが起こってます。 今回は2020年11月1日〜15日の新聞記事の中から、私が気になった3本の記事を紹介します ...

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1970年頃は“庭付きの一戸建て”の購入が盛んでした。
それが一種のステータスだったのでしょう。


2033年に空き家が2000万戸を超えると言われるのには、
日本人の平均寿命が83歳〜85歳くらいなのと、団塊の世代の方達が施設への入居をする可能性を視野に入れての数字なのかもしれません。

 

まとめ

今回は空き家問題・前編として
空き家の実態と、誕生経緯について書きました。


今から12年後の話ではありますが、年々増加しているのは明らかです。
実際に、現在空き家問題で悩んでいる人も。

次回はそんな空き家で発生する問題について詳しく記述していこうと思います。

今回はここまで。ありがとうございました!

 

 

 

 

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